戦国炎舞での後衛の役割は非常に重要です。前衛の戦力や補助スキルの揃い具合もあるのですが、基本的には後衛による応援負けが無い限り、後衛で勝敗が決まると言っても過言ではないと思っています。
今回解説していきます『後衛の理想的な応援立ち回り方法とスキル配分』では、後衛の応援にて、どのようなスキルをどのタイミングで使って行けば良いか?を戦略的にお話していこうと考えています。上位連合の方には参考にならないと思いますが、初心者~中級者の方には役立つ情報だと自負していますので、参考にしてみてください。
後衛のプロフェッショナルを目指して、色々とチャレンジしていきましょう!
【1】
合戦序盤|応援立ち回り方法とスキル配分
合戦の序盤(開始~残20分まで)は応援コンボをどれだけ多く積めるか?がポイントになってきます。応援コンボ数を稼ぐ意味としては、コンボ数に応じて応援効果が上昇するためです。コンボによる応援効果倍率の一例ですが、コンボ1に対して、1,000コンボで約7倍、3,000コンボで約10倍まで上昇します。
数値を見て分かるの通り、応援コンボを積む意味は非常に大きいですので、序盤は積極的に応援連打を行っていきます。
1.1 – 応援連打はコンボ系スキルで対応しよう
合戦序盤では、軍師としても応援コンボを積みたいので、奥義は天計連環または星火燎原を積極的に使っていきます。後衛としては、これらの奥義発動に合わせて応援連打(応援ボタンをひたすら押す)で良いですが、後衛スキルの一蓮托生や蓮華宝土があれば、これらのスキルを優先して使い切りましょう。
応援スキル整理も同時にしていきたい
応援スキルを沢山セットしている場合は、単純な応援連打を繰り返しているとスキルを使いきれなかったり、スキルページの兼ね合いで、使うべき状況で使うスキルが直ぐに使えないというケースが出てきます。ですから、応援効果が少ないAP10系のいずれかのステータスを上げる単体応援スキル(武士の心得・女流夕宴・祝宴・綿上添花・力戦奮闘・鮮美透涼など)は、コンボ積みと同時に消化してしまいましょう。
若しくは、これらのAP10系応援スキルはスキルセット一覧から外してもOKです。確かに通常応援よりも応援効果は高いのですが、総体的に驚くほどの効果は無い事と、応援連打をした方が長い目で見て応援コンボ数は稼ぐ事ができる為です。
ここはスキル配分の問題ですので、ご自身にお任せします。
1.2 – 前衛の最大HPを上げる事も忘れずに!
合戦序盤では前衛の最大HPを後衛側で上げる事も大切です。前衛の最大HPが上がる事で得られるメリットは、
- 敵軍が攻撃時に発動する補助スキル『猛将追撃』による退却を避けられる
- 自軍前衛の攻撃時に発動する補助スキル『覚悟・蛮勇・勇烈』などのHPの数値に絡めてダメージ倍率が上がる補助スキルの効果を最大限発揮できる
この2点です。
つまり、合戦のより早い段階からHPを上げる事で合戦を有利に進めることが出来ますので、合戦スタート早々にHP上げを仕掛けていくのが理想的です。
前衛メンバーのHPを上げる後衛スキルは?
後衛で前衛のHPを上げられるスキルは、
- 桜花絢爛
- 仙禽桜雲
となります。第1 STEPとしては、後衛メンバーがそれぞれ最大所持数になる様にスキル継承を行っていく必要があります。特に仙禽桜雲は入手性が悪いですので、少なくとも桜花絢爛だけは最大所持数になる様に継承しましょう。
前衛メンバーのHPを効率的に上げる方法
先述していますが、前衛HPを上げるタイミングは合戦スタート直後が理想的です。
やみくもに桜花絢爛を使っても前衛5人にヒットする可能性は低いです。ですから、攻略ポイントとしては、闇鶴(闇の独り舞・鶴之舞)で強制的に前衛を起こして、その直後に桜花絢爛を使うという方法を取ります。
通常の合戦では前衛5人・後衛15人ですから、15人の後衛全員が、闇鶴⇔桜花絢爛を合戦スタート時に繰り返すというやり方になります。(スキルが無くなり次第終了)
一方、前衛サイドですが、こういった後衛による前衛のHP上げは当たり前になっていますので、敵軍の後衛による桜花絢爛を受けさせないために、宵闇(攻撃を与えると強制的に退却状態にできる前衛スキル)を連打していきます。
この様に、前衛・後衛それぞれが連携して、HPという観点で有利な状況を作っていくのがポイントです。
1.3 – 中盤に向けて後衛スキルを整理していこう!
先述している通り、合戦の序盤はひたすら応援コンボです。これと同時に行っていきたいのが、比較的効果の低いスキル・使いづらいスキルの整理です。
奥義『天計連環・星火燎原』が発動中は応援ボタンの連打に集中するものの、それ以外の時間は、合戦の中盤戦に向けて後衛スキル整理を行っていきます。
特に、
- AP10系の自軍前衛単体応援スキル(武士の心得・女流夕宴・祝宴・綿上添花・力戦奮闘・鮮美透涼など)
- AP10系の単体下げスキル(美人薄命・暗中飛躍・威風堂堂・影縫い・搦め手・怒号など)
- 効果が不安定なスキル(鼓舞激励・天真爛漫・知略縦断など)
- 使いづらいスキル(夢幻泡影などの退却時しか使えないスキル)
上記のスキルは、AP消費10系スキルであれば、コンボ積みの足しになりますし、効果が不安定なスキルについては、中盤以降邪魔になりがちなので、早々に使ってしまいましょう。また、夢幻泡影などの寝下げスキル(敵軍が退却状態にしか使えないスキル)は、マウントを取られていると消費できませんので、早めに使って行くのがポイントです。
個人的には、強下げスキルに属する『恫喝怒号・美女誘惑・優艶・妖狐冷罵・後顧断憂など』はAP20と消費APが多いものの敵軍単体しかステータスを下げる事ができませんので、所持の半分くらいは整理で使ってしまっても良いと思っています。
【2】
合戦中盤|応援立ち回り方法とスキル配分
合戦中盤(残り20分~10分)は、前半はコンボ積みが残るものの、戦況としても一山作る奥義を入れるなど、合戦ポイントが動く時間帯になります。後衛としては、前衛のステータス維持と敵軍前衛のステータス下げを意識しながら進めて行く必要性があります。
後衛による応援負けがないように強めのスキルを使っていこう!
合戦中盤からの後衛は比較的強めのスキルと強スキルを組み合わせながら進めて行くのが理想的です。
未だ駆け出しの連合さんであれば、中盤での合戦ポイントを稼ぐ山を作るのは難しいかもしれませんが、一般的には一山作って合戦ポイントを稼ぎたいところです。そうなると、前衛のステータスは良い状態に維持する必要性がありますので、強めのスキルで上げ下げしていくのがベターです。
この場面での攻略ポイントとしては、後衛がしっかりと前衛ステータスを上げながら、相手連合のステータスを下げることも忘れずにおこなっていく事です。
中盤でのおすすめ後衛スキルは、
- 項目固定で上げるスキル(和敬静寂・祭政一致・軍配指揮・甲陽軍鑑・決起の大号令など)
- 強上げスキル(天下布武・毘沙門天・不如帰・百折不撓など)
- 強下げスキル(恫喝怒号・美女誘惑・優艶・妖狐冷罵・後顧断憂など)
- 全体下げスキル(威喝牽制・大喝一声など)
これらのスキルを上手く使いながら後半に向けたスキル整理ができると理想的です。
重要な局面があれば、孟母断機や秘奥相伝などを使っても良いですが、これらのスキルは合戦終盤での連打で使って行きたいところですので、温存しましょう。(上位連合の様に孟母系スキルが100発を超える様なケースは別です)
【3】
合戦終盤|応援立ち回り方法とスキル配分
合戦終盤(残り10分~終了)は合戦ポイントの取り合いになります。神懸りや暴欲の器など大ダメージが期待できる奥義で一気に合戦ポイントを稼ごうとしていきますから、後衛としては、強力に自軍前衛のステータス上げ、敵軍前衛のステータス下げを行っていく必要性があります。
3.1 – 合戦終盤ではレアスキルを一気に開放していこう!
前衛が大ダメージを出せるかどうかは後衛の応援にかかっています。ステータスが下がりっぱなしでは、どんな素晴らしいスキルを揃えた前衛メンバーでも合戦ポイントを稼ぐ事はできません。上げ下げ両方必要ですが、特に応援によるステータス上げで負けない様にしていきましょう。
終盤でのおすすめ後衛スキルは、
- 強上げ下げスキル(孟母断機・秘奥相伝・厳父慈母など)
- 強下げスキル(怨恨の念・覇王の恫喝・可逆の沙汰・草木皆兵・三十六計など)
- 強上げスキル(百折不撓・積厚恩光・修験之悟など)
となります。
ラストは孟母断機・秘奥相伝・厳父慈母をベースに強上げ下げ対応をしたい
上位連合ともあれば、合戦終盤は常に孟母断機・秘奥相伝・厳父慈母などのスキルで連打するのが通例となっていますが、そこまでスペシャルなスキルの数を揃えるのは難しいのが現状です。
個人的には、これらのスキルの数を揃える事は確かに重要なのですが、1発の効果を最大限に活かすという観点で小隊長効果が付いているかどうかは重要だと考えています。ですから、デッキ編成の際に孟母断機・秘奥相伝・厳父慈母を所持しているカードにまんべんなく小隊長をつけるように作り上げてみましょう。
どれだけカードが揃っているかにもよりますが、こういうやり方でも孟母断機・秘奥相伝・厳父慈母の合計で50発以上は確保する事はできます。
また、孟母断機持ちのカードで後衛スキル継承枠が付いているカードが多いですから、こういうカードに百折不撓・積厚恩光・修験之悟を継承すれば、これらのスキル自体にも小隊長効果が付く事になり、最終局面で活躍させる事が可能になります。
余談ですが、強上げスキルの中で『渚の葵紋』というスキルがあるのですが、個人的にはおすすめのスキルです。簡単に言うと全上げスキル(天下布武・毘沙門天など)に加えて補助スキル発動率がアップするスキルになりますので、沢山の補助が乗り、大きな応援効果が出せる傾向にあります。
ちなみに所持しているカードはコスト22 SSR [海遊憐華]徳川家康です。夏の限定カードだったのでこれから取得するのは難しいですが、倉庫に眠っている場合は継承がおすすめです。
話がそれましたが、合戦の終盤ではこれらの小隊長が付いた強力な上げスキルをガンガン打ち込んで、前衛ステータスを維持できる様にしていきましょう。
3.2 – 合戦終盤の下げは単発下げで無く複数下げで対応を!
最終局面は敵軍前衛のステータスを下げる事も大切です。
ここまで温存しておいた怨恨の念・覇王の恫喝・可逆の沙汰・草木皆兵・三十六計などを孟母系スキル(孟母断機・秘奥相伝・厳父慈母)と組み合わせながら使って行きます。
戦国炎舞の合戦では1秒で結果が変わります。ですから、ステ下げという観点では単発下げ(恫喝怒号・美女誘惑など)ではなくて複数下げられるスキルで、敵軍前衛のより多くのステータスが下がっている状態を作り上げる事が重要です。
怨恨の念・覇王の恫喝・可逆の沙汰・草木皆兵・三十六計などはレアスキルになりますので、無い場合は、少なくとも大喝一声(威喝牽制は避けたい)で対応できるようにしていきましょう。
【4】
後衛に於ける合戦立ち回りのまとめ
以上、『後衛の理想的な応援立ち回り方法とスキル配分』を解説してきました。
まとめると、
- 合戦序盤:コンボ系スキル・前衛HP上げスキルで土台作り
- 合戦中盤:スキル整理を行いながら中程度スキルで上げ下げ
- 合戦終盤:強力なスキルを使ってステータス維持
この様な感じです。
毎回お話をしているのですが、どこでどの様なスキルを使うかというのは基本的な部分は決まってきます。当然、戦況に合わせてスキルの使い分けをしなくてはならないのですが、そういうイレギュラーな対応をできるかどうかもスキル配置を作成する上でのポイントになります。
自分の癖や所属連合の軍師による奥義構成などにも癖があると思いますので、通常合戦で色々と試行錯誤をしながら、合戦イベントに活かせるようにしていきましょう!